青柳さん(整備士)の社員インタビュー
INTERVIEW 08
整備士
2026年入社
“日産が好き。その気持ちが、
整備士としての目標につながっている”
この会社を選んだ理由は?
“好き”を共有できる人たちが、ここにいると感じたから。
もともと自動車が大好きで、その中でも旧車に強く惹かれていました。両親が二人とも旧車好きで、子どもの頃から自然と日産の古い車が身近にある環境で育ったので、整備士を志した時点で「日産以外は考えられない」という気持ちでした。
ただ、一度は他社も見ておこうとスバルとスズキの会社説明会にも足を運びました。その上で改めて、自分が選ぶのは日産しかないと確信できました。
日産の中でも、福岡日産と北九州日産で迷う場面はありました。最終的に北九州日産を選んだのは、説明会で感じた職場全体の明るさです。年齢差があっても垣根なく話せそうな空気があり、「ここなら自分も馴染んでいけそうだ」と直感で感じました。高校の先輩でもある阿部さんがすでに働いていたことも、最後の後押しになっています。
入社前のイメージと、実際の仕事の違いは?
スケジュールに、思っていたよりゆとりがあった。
入社前は、「整備の現場はとにかく時間に追われ続ける」というイメージを持っていました。学校の実習でも、1台終わったら次、また次と続けていく感覚だったので、現場ではさらにそのスピード感が上がるのだろうと身構えていたんです。
ところが実際に働いてみると、車が入ってくる間隔には自然な余白がありました。もちろん車検が立て込む時間帯は忙しいのですが、その合間には少し休憩を挟めるタイミングもあるし、次の作業の準備をきちんと整える時間も取れる。
「ずっと走り続ける仕事」ではなく、「集中する時間と整える時間の両方がある仕事」だと知れたことで、想像していたよりも長く続けていけそうだと感じました。
1年目に苦労したことは?
先輩のスピード感と判断力に、まだまだ追いつけないこと。
入社して2ヶ月、いま一番感じているのは、先輩との力量差です。
学校で整備を学んでいたときは、「ここが悪いから、この工具を使う」と本を見て手順を確認しながら作業を進めていました。調べて、確かめて、ようやく次に進む、というやり方です。
でも現場の先輩たちは、車を見た瞬間に必要な工具と段取りが頭の中で組み上がっていて、何も見ずに作業を始めていきます。「あれ持ってきて」「次これね」と淡々と進んでいくスピード感に、最初は本当に圧倒されました。
時間が決まっている整備の仕事だからこそ、その判断力と速さがどれほど大事かを毎日感じています。「自分もここまで行きたい」という具体的な目標が、常に目の前にある感覚です。
その苦労をどう乗り越えましたか?
先輩の動きを観察しながら、
意識しているのは、先輩の作業をよく観察することです。
工具の持ち方、車に向き合う順番、迷いの少なさ。学校では教わらなかった現場ならではの動きが、見ているだけでも本当にたくさんあります。気になったことはその場で聞きにいくと、先輩たちは手を止めて丁寧に教えてくれるので、覚えるスピードもどんどん上がっていきます。
学校で習ったつもりでも、現場に来て初めて知ることもたくさんあります。それを「自分はまだまだだ」と落ち込むよりも、「新しく知れるものが毎日ある」と捉えるようにしてから、仕事がより楽しくなりました。
焦らず、一つひとつ確実に。先輩のレベルに、少しずつ近づいていきたいと思っています。
印象に残っているエピソードは?
1台ごとに、その車の”乗られ方”が伝わってくると気づいた瞬間。
印象に残っているのは、整備を続ける中で、1 台 1 台の車にそれぞれ違う表情があると感じられるようになったことです。
たとえばタイヤの空気圧やオイルの状態。同じ車種であっても、ほぼ毎日遠出に使われている車と、週末に近場で楽しまれている車では、入庫時の様子がまったく違います。日常の足として活躍している車もあれば、家族の思い出を一緒に重ねてきた車、休日に磨き上げて大切に乗られている車もある。それぞれの”乗られ方”が、整備のときに自然と見えてくるんです。
そう気づいてから、整備への向き合い方が変わりました。 ただ点検項目を順番にこなすのではなく、「この車はこういう使われ方をしているから、ここは特に確認しておこう」「次の点検までこの方が安心して乗っていただけるように、ここは丁寧に整えておきたい」と、車ごと・お客様ごとに考えるようになりました。
整備の先には、必ずその車に乗る人の暮らしがある。当たり前のことなのですが、それを自分の手で実感できたとき、整備士の仕事には、自分が思っていた以上の深さがあるのだと感じました。
この仕事のやりがいは何ですか?
“好き”がそのまま仕事につながり、
やりがいは、自分の”好き”と仕事が一直線でつながっていることです。
1台1台に向き合っていると、車の状態からその人の暮らしや想いが見えてくる。同じ車種でも、乗り手によって雰囲気がまったく違うんです。整備という作業を通して、車だけでなく「その車を選んだ人」とも向き合っている感覚があります。
それから、自分の趣味でもある旧車が、お客様の車として普通に入庫してくることも嬉しい瞬間です。「お、すごいのが来たね」と先輩たちと一緒にテンションが上がる場面が、日常の中に何度もある。
好きで選んだ仕事だからこそ、毎日を新鮮に楽しみながら、その奥行きにも触れていける。この実感が、いまの自分を支えてくれていると感じます。
職場の雰囲気は?
年齢に関係なく、同じ趣味で盛り上がれる職場。
ひと言で言うなら、「年齢の壁がない職場」です。
自分は20歳ですが、職場には40代・50代の先輩も多くいます。普通なら話が合わなくてもおかしくない年齢差ですが、好きな旧車の話、好きな音楽の話で、普通に盛り上がれるんです。同年代では知らないような話題でも、ここでは通じる。これは本当に意外で、嬉しい発見でした。
入社前は「整備士は寡黙な人が多いのかな」と少し身構えていましたが、ここはむしろ逆で、話しやすい人ばかりです。仕事中もすごい車が入庫すれば「お、来たねえ」と自然と会話が生まれますし、休みの日に先輩と食事に行くこともあります。
長く続けていく上で、人間関係に気を遣いすぎなくていい環境というのは、本当に大きな魅力だと感じています。
今後の目標は?
整備士1級、そしてGT-Rを扱える専門資格まで。
直近の目標は、日産整備士の資格を一つずつ着実に上げていくことです。最終的には1級まで到達したいと思っています。
そしてもう一つ、いつか挑戦したいのが、GT-Rを扱うための専門資格です。GT-Rは特別な車種で、認定された整備士しか触ることができません。台数も限られていて、誰でも取れる資格ではないからこそ、整備士としての一つの到達点だと感じています。
自分が好きで選んだ車を、自分の手で整備できるようになる。その姿を想像すると、これから先の毎日の積み重ねに、しっかり意味があると思えてきます。先輩たちのようにスムーズに動ける整備士になりながら、その先にある大きな目標にも向かっていきたいです。